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2007年9月25日 (火)

風雲児@新宿 『特製つけめん』

こちらは、20070907オープンの新店です。
1425という時間ながら先客5人。
シックで落ち着いた店内は、細長いカウンター15席ほどのキャパ。
背中側壁一面に、四国のなんとか祭り(?)のモノクロ写真が貼ってあります。
トイレは店外。

入り口に券売機。
「かまたまらーめん」というメニューがあるようだが、「しばらく休止」とのこと。
さぬきうどんインスパイヤ的なメニュー解説書いた貼り紙があるが、店主さん四国出身なのかしら。その店主さんはかなりのイケメン。

で、『特製つけめん\950』を購入。
メニュー構成は、ラー・つけ共、所謂青葉方式。
ただし普通盛り・大盛り選択でき、大盛りを注文。
特盛りは+\100。

席につくと、鶏+生姜のいい香りがカツーンと来る。

さて。(薄暗い場所だと必ずピンボケ(T-T)20070925143828
注ぐスープは白濁したもの(鶏白湯?)だったが、つけだれは黄土色。
スープ中央には魚粉の小山。
濃厚な動物系ダシに魚粉など魚介系のダシのガツンと効いていて粘性も高い。かなりパンチがある仕上がり。
「風雲児」という屋号同様、荒々しさを感じつつ、店の雰囲気からか、上品さにも包まれる。
甘辛酸系だが、酸味が特徴的。甘味系調味料とは別に、酢自体に不思議な甘さがある。店主がイタリアン出身とのこと。バルサミコ酢をアレンジしたものだろうか。味わい自体がイタリアンがかっている、という事は無い。

そして麺。
ややくねった中太麺はつけめんの王道を行くようなもの。
柔めの茹で具合が絶妙で、表面にはちにゃっとした柔らかさがあり、モチモチぐにゅぐにゅした食感が楽しめる。
分量的には300gとのことだったが、多く感じる。食べ応えも十分。

ただ濃厚なつけだれを、とてもよく持ち上げるので、後半はややしょっぱさを感じた。このあたりに今後調整の余地有り、といったところだろうか。

味玉、ゴロゴロチャーシュー、たっぷりメンマもそれぞれが美味しい。
多めの刻みネギもいい。

卓上ポットからスープ割りを注ぐと、澄んだ黄金色の魚介一番ダシ系。
この手のスープ割り、しばしば”浮く”ことがあるんだが、こちらのは不思議なほどスープに馴染みます。

一言で言うと、昨今の行列店の王道の一つ「濃厚動物系+魚介系のガツン系+主張のある太麺」なのだが、バランスのよさとセンスが光り、満足度が高かった。接客もいいです。
見た目鶏白湯丸出しの「ラーメン」、といい、「かまたまらーめん」といい、再訪必須と思える。80。

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コメント

美味そうですね~
ここ、今日行こうと思ってたのに行けなかったんですよ。
かなり次回行ってみたいリストの上になりました。

投稿: かいけー | 2007年9月25日 (火) 23時36分

こんにちは。コメントありがとうございます。
場所は、(ご承知と思いますが)甲州街道から1本入った路地にありますので、お気をつけ下さい(私は周辺を行ったり来たりしてしまいました)。
仕事もプライベートもラーメンも健康第一で(笑)、是非お試しください。

投稿: 本人 ⇒ かいけー さん | 2007年9月26日 (水) 13時16分

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